資産運用
ポートフォリオとは?
資産運用の話の中でよく使われる言葉に、「ポートフォリオ」という言葉があります。
勉強をしてみよう!と思った時、耳慣れない単語を聞いただけで、より難しく感じてしまったりします。
資産運用をされている方も、なんとなく耳にしているけれど、実はその重要性に気が付いていないかもしれません。
ということで、「ポートフォリオ」。資産運用では大切なことなので、簡単にご紹介してみます。
ポートフォリオのもともとの意味は「紙ばさみ」。
金融業界でのポートフォリオは、保有している金融資産の組み合わせや、その比率を意味します。
例えば、「債券と株式を50%ずつ持っています。」
という場合は、こんなポートフォリオになります。
なぜ、このポートフォリオが重要なのかというと。
資産運用をするときに、まず決めるべきなのが、このポートフォリオだからです。
適したポートフォリオを決め、それに合わせて持ち続けることが、長期運用で試算を形成するためのルールの1つ。ポートフォリオ理論です。
「卵を1つのかごに盛るな」と聞いたことがあるでしょうか。
種類の違う複数の資産(例えば、株と債券など)に分散投資することによって、リスクを減らすことができるという考え方は、1990年にノーベル経済学賞を受賞している理論です。(ハリー・マーコウィッツ 現代ポートフォリオ理論)
「分散投資」といっても、どんな運用をしたいのか、どれくらいのリスクに耐えられるのか、どれくらいの期間があるのか、いろいろな要因により、最適な割合は人それぞれ。
まずはそれをしっかり判断して決めること。
それが資産運用の第一歩です。
保有している投資信託の見直しをしたい、という相談をいただく場合も、まずはお持ちの資産のポートフォリオを確認します。
それが、お客さまの資産運用の方針に沿う状態になっているのかを確認することが、見直しのポイントです。
たくさんの投資信託などの商品を持っていることが、分散投資ではありません。
運用している対象が分散されていることが本当の分散投資です。
ご自分の資産のポートフォリオがわからないまま、商品の人気や利率だけで選んではいませんか??
千葉県富津市の高宕山自然動物公園にて。柵のあちらにも、こちらにも、サル。サル。サル。サルとびっくりするくらい触れ合えます。GWにいかがですか?
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