資産運用

アメリカの投資教育

こんにちは。
FPブレーンの見川です。

先日、アメリカに長年住んでいた友人に、久しぶりに会う機会がありました。
中学生の子供を持つ彼女に、質問。
「アメリカでの、投資教育ってどういう感じ?」

すると、
「1,000万円の効果的な運用方法を考える。」
という課題が中学校から出たことがある、という話をしてくれました。

株や債券等を購入するにあたり、(もちろんシミュレーションです。)どんな会社が良いのか、
どういう割合で持つことが良いのか、まずは子供が自分で調べ、それを家庭で話し合ったりもしたそうです。
さらに、学校でもディスカッション。

なるほど・・・。これがアメリカのやり方か。。。

「お金の運用に関する課題が出る」「資産運用について、家庭で話をする」
日本では特別なことに感じる話です。
むしろ日本では、「お金」の話はタブーとされてしまう傾向がありますよね。
もちろん、「年収はいくら?」「貯金はいくら?」なんて聞くことはタブーですが、
投資、株、債券、といった話題も、なぜかマイナスなイメージです。
家庭や友達にも、資産運用の話をすると、
「騙されているんじゃない?」なんて言われてしまったりするかもしれません。

この課題1つで、
・株や債券のしくみを知る
・家庭や友達と、オープンにお金の話をする
そんな経験ができることは貴重だなぁ。と思います。

義務教育の教育課程の中に組み込むことは難しくても、
一度でもしっかり学ぶ機会があるだけで、その後の人生の金融に対する考え方がきっと変わります。

ずっと気になっていた投資大国アメリカの投資教育。
アメリカは、投資教育が進んでいる、という情報を書籍や新聞などで知っていても、
生の声を聞くことができて、いろいろと考えるきっかけをもらう、貴重な時間でした。

弊社でも、中学生や高校生向けに、そんな勉強会を企画していけたら!と思っています。

※ZOZOマリンスタジアムでの花火です!いつも音だけ響いてくる場所に住む私ですが、先日初めて球場で見ることができました。
今週の金曜日は、海浜幕張の花火大会ですね!